在福岡タイ王国総領事が「海洋環境国際シンポジウム」にて海洋プラスチックごみ問題の解決策を提案

在福岡タイ王国総領事が「海洋環境国際シンポジウム」にて海洋プラスチックごみ問題の解決策を提案

วันที่นำเข้าข้อมูล 24 ต.ค. 2025

วันที่ปรับปรุงข้อมูล 24 ต.ค. 2025

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2025年10月20日、ゴーソン サティタマジット在福岡タイ王国総領事は佐賀県が主催した「海洋環境国際シンポジウム みんなの海 国際会議 vol.2」のプログラムのひとつとして開催された海洋プラスチック問題に関するクロストークに参加しました。「海洋プラスチック問題の解決に向けて」と題したクロストークでは佐賀県知事が議長を務め、パネリストとしてゴーソン総領事、在福岡インド総領事、駐日フィンランド大使館代表が登壇しました。今回開催された海洋環境国際シンポジウムには、日本国内外の政府関係者、企業関係者、学術関係者、市民活動家、報道機関、国際機関など120名以上が参加しました。

クロストークの中で、ゴーソン総領事は、海洋プラスチックごみ問題について、タイが直面している課題と、廃棄物の発生から最終処理に至るまでの全過程における包括的な防止・対策への強い決意を表明し、持続可能な解決策の実現に向けた取り組みを強調しました。加えてこの地球規模の課題に対し、タイが国際連合の枠組みおよびASEANの「海洋ごみに関する地域行動計画(ASEAN Regional Action Plan for Combating Marine Debris)」を通じて、法的拘束力を有する国際的な文書や実施メカニズムの策定を積極的に支援していることを述べました。さらに総領事は、すべての分野における協働の重要性を強調し、ごみ発生源からの「ゼロ・ウェイスト(Zero Waste)」文化の醸成、拡大生産者責任(EPR:Extended Producer Responsibility)の原則に基づくプラスチック製造業者の積極的な関与、行政当局による効果的な法執行の必要性を訴えました。

また同日の午前中には、ゴーソン総領事はシンポジウム参加者、世界海洋プラスチックプランニングセンター(PLA PLA)関係者らとともに、唐津市の波戸岬の現地視察と清掃活動に参加しました。この地域は、風や海流によって海洋ごみが多く漂着する沿岸地域であり、現在、佐賀県はこの場所に「世界海洋プラスチックプランニングセンター(PLA PLA)」を整備中で、海洋ごみ問題に関する学習拠点になるとともに、国際協力を推進するためのプラットフォームとして2026年6月の開業を予定しています。

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