วันที่นำเข้าข้อมูล 4 ธ.ค. 2024
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2024年タイ王国ナショナルデー レセプション
在福岡タイ王国総領事 ご挨拶
2024年12月3日 18:00~20:00 於 グランドハイアット福岡
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12月5日はタイ国民にとって重要な日です。この日は「タイ王国ナショナルデー」そして「父の日」としてラーマ9世前国王陛下のご生誕日を記念する日でもあります。ラーマ9世前国王陛下は国家の発展や国際友好の促進のためにお力を尽くしてこられたご功績は国際社会においても広く認められています。とりわけタイ王室と日本の皇室との間に築かれた親密な関係は日タイ両国の安定的かつ永続的な関係の礎となっています。
タイにとって2024年は重要な出来事が重なる年となりました。ラーマ10世現国王陛下が御年72歳を迎えられ、干支の6周期となる慶祝の年でありまた新しい首相と内閣も誕生しました。輸出や海外からの観光客数も目標通りの成長を遂げています。
外交面においても多くの成功を収めています。いくつか例を挙げますと、今年 タイは国連人権理事会(UNHRC)の2025~27年の理事国に選出されました。これは東南アジアで初めて同性婚の法制化を行ったことも含めタイが人権分野で果たしてきた建設的な役割が国際的に認められたことを示すものでもあります。
今年2月にはスリランカとの二国間自由貿易協定(FTA)の締結、韓国とのFTA交渉開始、中国ASEAN自由貿易協定(ACFTA)のアップグレード交渉の妥結に加えEUやEFTA(欧州自由貿易連合)を含んだ数々の重要なFTA交渉を加速させています。また、タイは経済協力開発機構(OECD)への加盟申請を行い、日本を含むすべての加盟国の承認を得て加盟に向けた協議が開始されました。これは、タイの国際競争力をさらに高める大きな一歩となるものです。
二国間関係においては 日タイの外交関係が今年で137周年を迎える中、両国は「包括的戦略的パートナーシップ」の枠組みを構築するとともに「日タイ戦略的経済連携5か年計画」(2022~26年)を含んだ数多くの合意文書において連携の方向性を明らかにしています。
また 10月にラオスで開催されたASEAN関連首脳会議に訪問したペートンターン首相と石破首相が対話を行った中で、タイの首相は次世代自動車やEVへの移行、未来産業等の経済分野での相互連携の強化、大阪万博2025への「タイパビリオン」の出展、2025年の日本への公式訪問の意向を言及しました。
タイと日本の各地域との交流関係も大きく進展しています。在福岡タイ王国総領事館は設立から7年目を迎えました。その間 この地域のタイ政府機関からなる「チームタイランド」としてタイ国政府観光庁福岡事務所やタイ国政府通商代表事務所広島、さらには東京のタイ大使館の各出先事務所と協力し、タイと九州・沖縄、中国地方とのあらゆる分野における関係促進に努めて参りました。喜ばしいことに 総領事館設立からの6年間でタイと九州間の貿易総額は45%以上増加しています。
今年3月に着任して以来タイと管轄の九州・沖縄・中国地方13県とは文化、教育、観光分野における交流が非常に活発に行われていることを実感しています。各県の魅力を発信するイベントや観光物産展のタイでの開催両国の教育機関間の協力などさまざまなご活動を行っていただいております。この一年間の域内の皆様とタイの交流の様子をまとめた動画を後ほど皆様にもご覧いただきたいと思います。また、会場入口近くの展示エリアにも相互交流の様子の展示がございます。こちらもぜひご覧ください。
これらの既に交流が活発な分野に加え新たな分野での協力・連携を具体的な形で推進していきたいと考えています。特に優良実践事例の共有を通じて高齢化社会への対応、環境問題、災害対策などのタイと日本に共通する経済・社会課題に取り組んで参ります。
現在の良好な友好関係の流れを更に拡大するために、皆様におかれましても、タイに関する交流事業やイベントのご企画・開催、例えば 福岡・大分・佐賀で盛況を呈した「タイフェスティバル」のようなイベントやその他さまざまな形の交流事業のご開催を是非ご検討いただければと思っております。
「チームタイランド」を代表しまして、タイと日本、両国の皆様の利益のため、あらゆる分野において協力・連携を進めるために尽力して参ることをお伝えするとともに、ご臨席の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。
コープクンクラップ ありがとうございました。
開館日:月~金曜日《当総領事館が規定する休館日を除く》
午前 9:00-12:00
午後 13:30-17:30